太陽会について 介護・福祉に関わる職員の処遇改善に関する具体的取組について
2022年4月社会福祉法人太陽会
介護職員処遇改善加算、特定処遇改善加算の算定に係る
「見える化要件」について
見える化」要件とは、当該加算の算定状況や賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容について、ホームページの活用や介護サービスの情報公表制度の活用等、外部から見える形で公表する事とされています。
当法人における処遇改善に関する具体的取組(賃金改善以外)について、以下のとおり公表します
1.事業所別の介護職員処遇改善加算、特定処遇改善加算の取得状況
当該加算対象の全事業において、処遇改善加算(Ⅰ)を算定した上で、介護職員等特定処遇改善加算(Ⅰ)を算定しています。
2.賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容
分類 | 内容 | 実施事項 |
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入職促進に向けた取組 | 法人や事業所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化 | 法人の事業計画の策定時から目標を定め、4半期ごとに活動状況を評価している。 |
資質の向上やキャリアアップに向けた支援 | 働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等 | ・職員の実務者研修の受講料を無料とし、国家試験の支援には、勉強会を実施している。 ・職員が研修や講習を受け易いよう、勤務シフトの考慮を行うなど、就労環境を整えている。 ・評価により職員を選抜し、計画的に育成を行っている。 |
研修の受講や、キャリア段位制度と人事考課との連動 | ・リーダー級の職員に研修を受けさせ、アセッサーを養成している。 ・介護プロフェッショナルキャリア段位制度を介護職員育成に取り入れている。 |
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上位者・担当者によるキャリア面談など、キャリアアップ等に関する定期的な相談の機会の確保 | 年3回、所属長との面談を設け機会を確保している。 | |
両立支援・多様な働き方の推進 | 子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備 | ・小学校6年生まで育児短時間勤務を取得できる制度を制定した。 ・運営する認定こども園を利用する職員に保育料の補助を行っている。 ・企業主導型保育所の設置と保育料の補助を行っている。 |
有給休暇の取得しやすい環境の整備 | ・半日単位、時間単位での有給休暇が取得可能。 ・積立有給休暇制度の制定 ・永年勤続表彰制度による永年勤続休暇を取得可能。 |
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腰痛を含む心身の健康管理 | 介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の取得支援、介護ロボットやリフト等の介護機器の導入及び研修等による腰痛対策の実施 | 腰痛予防委員会を設置し、予防施策を立案・実施。 ・腰痛実態調査による事業所別の状況の見える化 ・毎朝「これだけ体操」を実施 ・介護リフト等の導入 |
生産性向上のための業務改善の取組 | タブレット端末やインカム等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入による業務量の縮減 | ICTの活用によって、ケア内容や申し送り事項の共有による介護職員の事務負担軽減を行っている。 ・介護ソフト導入による記録の簡素化。 ・Microsoft365での情報共有 |
業務手順書の作成や記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減 | ISO9001の認定を受け、手順書や業務フローを整備し常に見直すことで、作業負担の軽減を図っている。 | |
やりがい・働きがいの醸成 | ケアの好事例や、利用者やその家族からの謝意等の情報を共有する機会の提供 | 利用者の満足度を高める小さな取組みに対する「ホスピタリティマインド表彰制度」を制定し運用している。 |