Change is fun! <太陽会ストーリーズ> 満点☆を目指そう!楽しく環境整備を~衛生委員会【OURS】
2020年8月14日(金)
満点☆を目指そう!楽しく環境整備を~衛生委員会【OURS】
300名以上の子どもたちの教育・保育を担う認定こども園OURSでは、2016年の開園当初から職員による委員会活動が活発に行われています。OURSの委員会活動は、園の品質向上のため、各委員会が工夫して展開しています。2020年度から、明るく、楽しく、画期的に変化した衛生委員会の取組を、職員の視点からご紹介します。衛生委員会委員長の髙橋看護師にお話を伺いました。
ボードで可視化。7月の取組「1番キレイなクラスはどこ⁈ランキング」
※撮影のため一時的にマスクをはずして撮っております。
ゲーム感覚で楽しく
今年度より、衛生委員会では園内の環境整備に力を入れています。14部屋ある各クラスの衛生チェックもそのうちの一つ。チェック項目を統一し、採点。評価は星の数(星5つ満点)で表し、ボードで可視化して、チャンピオンを決めよう!と、全職員にポジティブにアプローチしています。
4月から6月まで衛生委員による衛生チェックを3か月実施し、7月は趣向を変えて、全職員が審査員となり、参加型の衛生チェックを行うことにしました。

手書きイラスト入りの投票用紙。

楽しみながら、衛生チェック。

投票します。
※撮影のため一時的にマスクをはずして撮っております。
◆ 先生方のコメント
4歳クラス担任
- 全体から見てきれいに見える方法を考えるようになった。(収納の工夫、箱に入れる、同じ大きさのものを重ねるなど)
- 元の場所に戻すという意識が高まった。(大人だけでなく、園児にも伝えると、整理できるようになってきている)
- 必要なものがすぐに使える環境を意識している。順位となるとやはり、負けたくないから整理しようという気持ちが増します!
0歳クラス担任
- チェックされるのは大変だけど、整理整頓しようという意識づけになっている。
- 客観的に評価してもらうことで、自分たちでは気づけなかったところに気づくことができた。
「子どもに対する思い」は教育・保育環境に表れる
OURSでは、毎月全職員を対象に研修を行っています。6月のテーマは、「こども園での環境整備」。研修の中で、講師の髙橋看護師は、「どんな子どもに育ってほしいですか?」 と、問いかけます。
「教育・保育室の環境で、子どもたちの活動に向ける意欲が違ってくること」、「教育・保育環境は、子どもへの想いと切り離して考えることはできないこと」を伝え、「教育・保育現場における環境整備の目的」=「事故防止、感染拡大予防、教育・発育・発達の促進」を、教育・保育の目的と紐づけて理解することで、子ども視点のきめ細やかな環境整備を目指そうと、理解と協力を呼び掛けました。
衛生委員会では、毎月の衛生チェックの結果や、衛生チェックで見つけた良好事例をボードで可視化し、共有しています。
以下は4月の例です。

4月の衛生チェックの結果です。チャンピオンは?星の数で示されます。

衛生チェックで見つけた良好事例が、改善のヒントになります。
髙橋看護師は、保育室の衛生チェックを行う上で大切にしていることは、「ポジティブになれるイベント」であることを第一に挙げています。
「指摘やダメ出しにならないように、それぞれのクラスの良いところにスポットをあてるように心がけています。ランキング形式にすることで、競争心が心地よい刺激となり、ゲーム感覚で楽しめること、毎回ドキドキするような趣向を凝らしたイベントを企画、実施しています。」と述べ、今年はいろいろチャレンジして基礎を作り、来年につなげていきたい、と、展望を語っています。
満点☆を目指そう! 楽しく環境整備を
OURS 衛生委員会
※撮影のため一時的にマスクをはずして撮っております。
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